製造業の現場では、指導の厳しさとハラスメントの線引きが難しいという課題を抱える企業が少なくありません。
製造業企業が抱える「指導とハラスメントとの線引き」の課題を解消するため、日本製鉄名古屋労働組合様にて実施した製造業向けハラスメント未然防止研修の事例をご紹介します。
組合幹部の皆様を対象に、「未然防止」を軸として設計した研修内容と、その成果について詳しく解説します。
研修概要|製造業に特化したハラスメント未然研修
製造業では、
・上下関係が明確
・現場での即時判断・指導が求められる
・指導が感情的になりやすいケースも想定される
といった特性から、意図せずハラスメントと受け取られるリスクが高い傾向があります。
本研修では、製造業の現場で日常的に行っている指導や職場コミュニケーションの風景を題材にしながら、
「指導として許容される行為」と「ハラスメントに該当する行為」の違いを、厚生労働省のパワハラ防止指針をベースに、当法人が作成した独自カリキュラムを使用して、明確に整理しました。
研修方法はQRコードを活用したライブ投票ツールを活用し、参加者と講師のコミュニケーションやディスカッションを促進するアクティブラーニング方式(※)を採用。
ハラスメント定義の学習からハラスメント未然防止を促す実践ワークとしてスローガンの策定まで行いました。
ディスカッションやワークショップを行うことで単なる座学に比べて高い学習効果の定着が期待できる方法
研修の成果・効果
研修後、以下のような変化が見られました。
定量的な変化
研修後アンケートにて、研修内容の満足度に「すごく良い・良い」と回答した参加者:90%

定性的な変化
参加者の皆様から
「これまで“当たり前”だと思っていた指導を見直すきっかけになった」
「注意の仕方を意識するようになった」
という声が寄せられました。
研修の実施内容(当日の構成)

| 研修テーマ | ハラスメント未然防止 |
| 実施形式 | 対面研修 |
| 対象者 | 組合幹部の皆様 |
| 参加人数 | 約20名 |
| 実施時間 | 150分/回 |
| 当日の流れ(例) | ・ハラスメント基礎理解 ・製造業特有のケース解説 ・ロールプレイ、ディスカッション |
お客様プロフィール:日本製鉄名古屋労働組合
| 業種 | 製造業 |
| 参加者数 | 約20名 |
| 研修対象 | 組合幹部の皆様 |
| 所在地 | 愛知県 |
| 実施時期 | 2024年1月 |
このような製造業企業様にハラスメント未然防止研修がおすすめです。
・管理職の指導方法にばらつきがある
・「指導」と「ハラスメント」の違いを全社的に伝えたい
・ハラスメントを未然に防ぐ仕組みを作りたい
