製造業の現場では、指導の厳しさとハラスメントの線引きが難しいという課題を抱える企業が少なくありません。
製造業企業が抱える「指導とハラスメントとの線引き」の課題を解消するため、株式会社東郷製作所様にて実施した製造業向けハラスメント未然防止研修の事例をご紹介します。
管理職の皆様を対象に、「未然防止」を軸として設計した研修内容と、その成果について詳しく解説します。
研修概要|製造業に特化したハラスメント未然研修
製造業では、
・上下関係が明確
・現場での即時判断・指導が求められる
・指導が感情的になりやすいケースも想定される
といった特性から、意図せずハラスメントと受け取られるリスクが高い傾向があります。
本研修では、製造業の現場で日常的に行っている指導や職場コミュニケーションの風景を題材にしながら、
「指導として許容される行為」と「ハラスメントに該当する行為」の違いを、厚生労働省のパワハラ防止指針をベースに、当法人が作成した独自カリキュラムを使用して、明確に整理しました。
研修方法はQRコードを活用したライブ投票ツールを活用し、参加者と講師のコミュニケーションやディスカッションを行いつつ、自分事としてハラスメントや指導の違いを体感していただくために、ロールプレイを中心にした内容を実施しました。

研修の成果・効果
研修後、以下のような変化が見られました。
定量的な変化

研修前後のアンケートにおいて、「ハラスメントは予防できると思いますか?」という意識調査を実施しました。
研修前は「できる」「ちょっとはできる」と回答した参加者が62%でしたが、研修後には88%まで改善しました。
研修を通じてハラスメントを“起きてから対処する問題”ではなく、“日常の関わり方で防げる課題”として捉える意識が浸透したと考えています。
定性的な変化
参加者の皆様からの自由記入匿名アンケートの結果から
「セミナーを受講して、意識がより強化したと思う。」
「心の声と実際を、変えていく必要があると思いました」
「わかりやすく参考にします」
という声が寄せられました。
研修の実施内容(当日の構成)

| 研修テーマ | ハラスメント未然防止 |
| 実施形式 | 対面研修 |
| 対象者 | 管理職の皆様 |
| 参加人数 | 約160名 |
| 開催日程 | 2日間(1日80名、午前・午後の2部構成で実施) |
| 実施時間 | 150分/回 |
| 当日の流れ(例) | ・ハラスメント基礎理解 ・製造業特有のケース解説 ・ロールプレイ、ディスカッション |
お客様プロフィール:株式会社東郷製作所
| 業種 | 製造業(主に自動車部品) |
| 設立年 | 1947年 |
| 従業員数 | 822人 |
| 研修対象 | 管理職の皆様 |
| 所在地 | 愛知県愛知郡東郷町 |
このような製造業企業様にハラスメント未然防止研修がおすすめです。
・管理職の指導方法にばらつきがある
・「指導」と「ハラスメント」の違いを全社的に伝えたい
・ハラスメントを未然に防ぐ仕組みを作りたい
